RICOH GR III 機能拡張ファームウェアアップデート

僕の4年も使っているGRIIIがここにきてファームウェアで機能追加されました(ファームウェアVer.1.70)
僕の注目ポイントは
・イメージコントロールにネガフィルム調が追加になったこと
・スマホへの画像転送ソフトImageSyncからGRIII本体の電源をON/OFF出来るようになったこと
の2つでしたので それぞれちょっと触れてみたいと思います

〇イメージコントロール/ネガフィルム調の追加
僕は普段カラーで撮るときは(以前ここで書いた通り)購入当初からほぼ「ポジフィルム調」で撮っています
また本当のフィルム(なんか言い方がおかしいですが…)で撮る時も(モノクロフィルムが圧倒的に多い中で)僕がカラーフィルムを使うのはほぼストリートポートレートを撮る時のみでその時に使うフィルムはネガフィルムです
なので僕が今回の機能拡張の内容を最初に読んだときに思ったのは「僕がネガフィルム調を一番使う可能性が高いのはストリートポートレートかな?」ということでした
28mmレンズでポートレートと言うと少し違和感があるかもしれませんが ストリートスナップの中に人物が比較的大きく写っている写真と考えてもらえれば何となくイメージはつかんでいただけると思います

ちなみにGR Blogの中では「ネガフィルム調」について以下のように説明されています

”GR III Diary Editionのコンセプトでもある日常スナップを撮るのにちょうどいい、普段使いのイメージコントロールになれるように考えて調整しました。”

”今回は、ネガフィルムを使用したニュー・カラーの作品を参考にしながら「ネガフィルム調」を作りました。トーンカーブの中間域を上げ、全体的に少し明るくなるように調整してあります。”

”また、少し退色感を持たせており、毎日の生活を撮ることをより楽しめるイメージコントロールになったと思います。”

”さらにキーを上げて、コントラストを下げて、露出補正をプラスにして影の部分を減らしてあげるとニュー・カラーの著名な作家でもある、スティーブン・ショアやルイジ・ギッリの作品の雰囲気に近づける事もできます。”

どうでしょう?何となくどんなイメージか想像できるでしょうか?
僕は勝手に”ニューカラーの作品を参考にしながら”とか”少し退色感を持たせて”とか”スティーブン・ショアやルイジ・ギッリ”に注目して、昔の安いフィルムのように色はのっぺりと濃い目 暗部はややグリーン被り コントラストは標準ではしっかり目のイメージを持ちました

で 実際に撮ったのがトップの写真です
ネガフィルム調のデフォルトにキーを+1 コントラストを-1してます

〇ImageSyncからのカメラの電源OFF
これは文句なく便利になりました
カメラを鞄の中に入れたままでもスマホだけで

カメラの電源オン→写真をスマホに転送→カメラの電源オフ
の一連の作業が可能になりました。

スマホに転送した後にまた鞄をゴソゴソしてカメラ電源オフとか何気に面倒なんですよね(混雑した電車内とか特に)
なんなら気になった時に撮った写真をカメラに触ることなしにスマホで見ることもできますしね
ん~なんてスマートなんでしょ 笑

何度も言いますが4年もたったデジカメに機能を追加してくれるなんてリコーさん最高です!!

(参考までにこちらがいつものポジフィルム調)

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