X100VI レビュー

2011年から続くX100シリーズの6世代目に当たるX100VIを手に入れたので少しインプレを…

今回X100VIを購入したのは僕が好むカメラが(年齢とともに)シンプルになっていることが大きな理由でした
レンズ交換できるカメラはもうM型Leicaだけで十分な感じが自分の中にあり X-Pro2もここ数年はほぼ息子が使っている状態です
とはいえ、フジのフィルムシミュレーションは(元々撮って出しの写真を好む傾向の僕としては)かなり惹かれるものがあり 今回(それなりに)コンパクトなX100VIに白羽の矢を立てたわけです

このX100シリーズ 僕自身はシリーズ3世代目のX100Tを発売当初の2014年から約2年程使っていたことがあります
なので 今回X100VIを手にした時の感触は当時のそれを思い起こさせるものであり 操作系も一部ボタン類は変わっているものの非常にスムーズに慣れることができました(他にもフジのカメラは何台か使ってきましたしね…)

前置きが長くなりましたが X100VIを使ってみて感じていることを思いつくまま挙げてみます

【良いところ】

  • X100Vとほぼ一緒のルックスはやっぱりシリーズNo.1でカッコイイ(Vが発売されたときブログにも書いてた
  • 今回から搭載された手振れ補正は効きまくり凄いの一言
  • デジタルテレコンが普通に使い物になる(特に50mmは躊躇なく使える 4020万画素のおかげ 50mmでも2000万画素キープ)
  • ピントリングを少し回せば50mmになる使い勝手も◎
  • フィーリングがイマイチだった背面の十字キーがなくなったのは操作性も問題なく◎(X100Vからの変更だけど)

【イマイチなところ】

  • シャッター音はX-Pro2の方が断然いい(X100VIは機械式の部分も電子音)
  • ジョイスティック 各ダイヤルのフィーリングはLeicaM10-Pに比べるとイマイチ(この辺りは値段もあるしね)
  • (前からだけど)再生時の画像Deleteボタンの位置が遠くて僕には少し使いづらい

【その他】

  • X-Pro2以降搭載されたいくつかのフィルムシミュレーションはまだあまり使っておらずこれから
  • 十字キーがない分ジョイスティックを多用するので耐久性が多少心配(Vでも問題になった話は聞いたことがないのでだぶん大丈夫なんだろう)
  • X100Fまでのレンズも魅力的だったけどこの高画素化を考えるとあの時レンズを変えたのは理解できる
  • X100Tの時は純正レンズキャップとレンズフィルターの同時利用ができないので純正フードor社外フードを使っていたのですが 今回 社外品で純正レンズキャップOKな保護フィルターを見つけたので持ち歩きもコンパクトになり◎