テーマをもって撮影するということ

コロナ自粛を利用して多くの人が過去のストック写真を整理したりしている
この方もそのひとり

今回は1992-1998年に全国の灯台を撮り歩いた自身の作品をアーカイブとして公開された

PORTRAIT OF JAPANESE LIGHTHOUSE 1992-1998

全てポジフィルムからスキャンしたというからその手間と時間も相当なものだったと思う
正直 僕自身は灯台に特段の興味も造詣ないがこうして公開された写真を拝見すると改めてテーマを持って撮影することの意義を強く感じる
これだけ纏まって灯台を しかも美しく残していることはそれだけでも大変な価値があることだと思うし こうして撮られた灯台と”灯台のある風景”は灯台になんの造詣もない僕でも自然に見入ってしまい あっという間にすべての写真を見終えてしまう程美しく力強いものであった

テーマ=伝えたいもの(こと)を胸に 情熱をもって撮られた作品は観る者に感動を与える

そう改めて感じさせる作品群だった

余談だが この灯台シリーズを撮っていた頃の氏にとても会ってみたくなった
今度お会いする時にはその頃の様子を是非伺ってみたい(笑)