カメラバッグ カメラケースあれこれ

僕はいわゆるカメラバッグ然としたものにカメラを入れて歩くことはなくて 普通のバッグにインナーボックス的なものを入れて持ち歩いてます
持ち歩くバッグは圧倒的にショルダータイプのものが多くて それもサイズ・デザイン違いでそこそこの数になってます
ざっと思い出すだけでも土屋鞄×3 ONA×1 ドンケ×2 その他リュックタイプのものやBrompton(自転車)専用のものまでいろいろあります(笑)
何故か自然に増えてしまうのが不思議でしょうがないです(笑)

バッグ+インナーボックスのスタイルで不満なのは(カメラバッグでも同じなんだけど)インナーボックスを入れると想像以上に鞄の容量が少なくなるというか 仕切り板があるせいでカメラ以外の荷物があまり入らないことです
そんなことないですか?
少し大きめのトートバッグとかショルダーバッグなんてザクザク何でも放り込めるのがいいのにこれが意外とできないのです

この不満を解消するためにこういうカメラ用の巾着袋風呂敷タイプのものを買ってはみたもののイマイチ使い勝手がよくなかったりして使わずじまいになってます(こういうのでも意外と散財してます ^^;)

で 今結構気に入って使っているのが伸縮性のあるネオプレーン素材でできたカメラケース
2007年にLeica MPを購入して間もなく買ったARTISAN&ARTISTのACAM-414というカメラケースを持っていたことを思い出し使ってみるとこれなかなか良かったのです
ただしこのケースはMP+summaron35/2.8とかelmarit28/2.8 asph.等の短いレンズにはちょどいいのですが 最近のデジタルライカにsummilux35 or 50mmの組み合わせでは相当キツイ&カメラ本体の肩の部分が露出してしまうのでM10-PやMM(typ246)にはライカ純正の「ネオプレーンケースM」を使ってます
ライカの純正ケースは僕がACAM-414を買った当時はたぶん発売されていなかったと思うのですが 今となっては値段もライカ純正の方が安いのでACAM-414を買う理由はないでしょう

Leica Neoprene case M
14867:レンズ直径65mm 長さ60mmまでのショートノーズタイプ用
14868:レンズ直径65mm 長さ80mmまでのロングノーズタイプ用

僕はショートノーズタイプの14867を使ってますが僕が持っているレンズ中で最も長い Heliar classic 75/1.8(φ57.9×73.8mm)もジャストインサイズで入ります(フードなし)
あまりよく考えずに買ったのですがX-Pro2+XF23/2 R WRの組み合わせも純正フードつけたままの状態で入ってます(ノーズ部分の長さは十分ですが X-Pro2はM型よりカメラボディ自体がやや大きいので カメラ本体の肩の部分が若干窮屈です)
X-Pro2にもう少し長いレンズを付けて入れる場合はロングノーズタイプの14868の方がいいのかもしれません(この場合もカメラ本体の肩の部分の窮屈さは変わらないと思いますが…)
余談ですが他のメーカーからもミラーレス用のネオプレーン素材のカメラケースがいろいろ出てますがデジライカやX-Proシリーズを入れる場合はカメラ本体の肩の部分が露出すると思われますのでライカ純正を買うのが良いと思います
(ライカ純正のネオプレーンケースMはこのカメラ本体の肩の部分をすっぽり覆う形状になってます 逆に言うとそれ故フジのX-Proシリーズを入れた場合はその部分が窮屈になるということです)

このケースであればお気に入りのバッグにインナーケースを入れることなく他の荷物と一緒にカメラを直接入れることができるので他に荷物が多い時も◎です
その時々に応じてインナーケースと使い分けるのがいいですね

SHIPS別注のビリンガム
 ハドレーオリジナルlとライカネオプレーケースM
写真の14867 ライカ・ネオプレーンケースMにはM10-P+Heliar classic 75/1.8を入れてます。
ちなみに鞄はSHIPS別注のBILLINGHAM Hadley Original。 生地がMOON社製のウール生地になってます。

*ライカとMマウントレンズのよもやま話はこちら