ライカレンズの品質(Summilux 50/1.4 asph.修理)

先日 愛用のsummilux50/1.4 asph.を修理に出した
正確に言うと点検かな…

僕のズミルックスは5〜6年前に製造されたいわゆる"現行"なんだけど 先日使った時 鏡胴に僅かながらガタがあることを気がついてしまった
日本メーカーのレンズなら正直ガタがあっても当たり前の世界なんだけどライカレンズでは初めてだったので気になって点検に出すことにした
ガタのレベルも日本メーカーのそれとは比べものにならないくらい小さなもの-たぶんコンマ数ミリのレベルだと思うけど カメラに装着してレンズの先端を動かすと上下方向に若干動く感触が手に伝わる

実は僕が所有しているもう1本のズミルックス-summilux35(現行)は絞りリングにほんの少し遊びがある
両方とも新品で買ったものだけど35mmの方は最初からこんなもので 今回点検に出した50mmの方はいつからガタがあったのか不明である (もしかしたら最初からこんなものだったのかもしれないけど それならきっともっと早く気がつくのでは?と自分の繊細な感覚を信じている(笑))

今回は銀座に行くのが面倒だったのでライカ大丸東京店に持ち込んだ
店員さんも製品誤差なのかもしれませんね〜と仰っていた
ちなみに僕が持っている他のライカレンズは古いものも含めて全てそんなことはなく どこまでもカッチリした造りなので 最近のライカレンズのクオリティは若干気になるところ
他社のレンズに比べれば相当高いコストを支払っていると思うので ライカ社は変にコストダウンをせず従来のクオリティを維持していただきたいなぁと思う

さて ライカからはどう言う答えが返ってきますかね?
ちょっと楽しみでもあります

-2018.12.30 追記-
結局ライカジャパンでも鏡胴のガタが確認され修理となりました
そして本日 修理から戻ってきました
預けて2週間弱で直ってきたことになります
費用は7.2万円+消費税で77,760円也
結構高いけど 元のレンズの値段を考えると直さない訳にはいかないです(笑)
分解して調整するらしく非球面レンズだと高くなるらしい

出来上がりは勿論きっちり直ってる上 ヘリコイドグリスも交換してあるようで心なしか気持ちいい(笑)
少々お高くつきましたが年内に直って良かったです
これで来年もこのレンズで気持ちよく撮れます (^^)

Leica M10-P,w/summilux 50/1.4 asph.

*ライカとMマウントレンズのよもやま話はこちら