なぜライカなのか?

少し前の話になるけど先月末にCamera holicsというムック本が発売された

『ライカ特集-なぜライカなのか?』

なぜライカなのかは三者三様だろうけど 書の中で小林幹幸氏が
「僕はライカで仕事では使わない」
「仕事カメラは他人のための写真を撮る写真機
反対にライカは100%自分のための写真を撮る写真機」
と言っていたのが印象に残った
小林氏はお父様が亡くなる前 ライカを病院に持ち込んでずっとお父様を撮影していたそうだ

ライカのことをその値段も含めていろいろ言う人がいるけどこれだけは使った人しかわからない
みんながみんな「ライカは最高!」なんて言うとも到底思ってないけど 写真をやってる若者は安くなった中古のM9あたりとレンズ1本を買ってガシガシ撮ってみて欲しいと思う(実はそれが一番カッコイイ!)

なぜライカなのか?

-撮る勇気を与えてくれるから-

もし今の僕が訊かれたらきっとこう答えると思う

そして今日は僕の11回目のライカ記念日*
あれから11年 僕の写真生活の真ん中には変わらずいつもライカがある

*僕が最初にライカを手にした日

*ライカとMマウントレンズのよもやま話はこちら