ライカ記念日

どうして僕はこんなにもこの日のことを覚えているのだろうか
そしてどうして毎年毎年 「ライカ記念日」としてこの日をブログに刻んでいるのだろうか

もし貴方が今日念願のライカを手に入れたとしよう
きっとその日は貴方にとって何年経っても忘れられない1日になるに違いない
それは写真を撮る者にとってライカオーナーになる前と後では写真人生の転換点と言えるほどのインパクトがあるからだと真面目に思っている

実際ライカで撮った写真とライカ以外で撮った写真にどれだけの写りの違いがあるのかなんて実は関係のないことなんだとわかる

ライカオーナーとなったその日からライカオーナーとしてのあるべき姿 写真を撮る者としての自分自身のイメージが知らず知らずのうちに自分の中で作り上げられそして自身を変えていくのだと思う
素晴らしい写真が撮れるんじゃないかという自分自身への期待感や勇気もこうしたものから生まれてくるのだと思う

現実の自分はいつもセルフイメージの後からついてくるものである

今日は12回目のライカ記念日
僕が初めてライカを手にした日