愛用品

前回エントリーから読書繋がりでちょっと戯言

本にカバーを着けるのは日本独特の文化で欧米では珍しいと言うことを何処かで読んだことがある

かく言う僕もブックカバー愛好家でもうかれこれ10年以上前にプレゼントでいただいた土屋鞄さんのヌメ革の文庫本カバーを使い続けている

トーンオイルヌメの柔らかな手触りと本を巻くように結ぶ革製の紐のデザインが気に入っているであるが もう絶版となって久しいので今新たに買うことは出来ないのが残念である

10年以上に渡り過酷に扱われた代償は大きく(笑)表面のシボはなくなり しっとりとした革はツルツルになり 鮮やかだった赤色はエンジ色を通り越して赤褐色になっている
極めつけは何か飲み物をこぼしたであろう大きなシミだろうか(笑)

そんなこんなで随分と前から土屋鞄さんのブックカバーの新作をチェックしていたんだけど今年のクリスマス限定で出ているこれなんかとても良さそうで気になっている

ところがいざ買おうと思うと今使っているカバーにも愛着がありなかなか購入までいかない
あげく悩んでいる間にwebではお目当の色が早々に売切れとなってしまったり(なんと今見たら全色売切れではないか!)と悶々とした日々が続いている

と言うことで 愛用品の買い替えはつくづく難しいと感じる今日この頃なのでした

✳︎ちなみにこのブックカバー たぶん店舗にはまだ在庫があると思う(笑)