モノクローム専用機あれこれ

デジタル時代にモノクロームしか撮れないカメラが普通に?存在するのも驚きだけど 今回またライカからM10モノクロームが発売された
自身3作目のモノクローム専用機である

M10モノクロームが発売になってそのサンプル写真を見て最初に思ったのは意外にもM10モノクロームの写真そのものではなく 今更ながら初代のMモノクローム(CCD)のインパクトは凄かったということだった
カラーフィルタがない4000万画素M10モノクロームの写真がどうのこうの言うつもりは毛頭なくて素晴らしくない訳がないだろうとも容易に想像しているんだけど 単純に初代Mモノクロームの画を見た時に受けたインパクト大きさ 驚きを改めて思い出したのである
初代Mモノクロームの発売は既に約8年前に遡るけどその描写は今でも十分魅力的で僕のこのtyp246と比べても遜色ないどころか独特の艶さえ感じることがある
目が慣れてしまったのか4000万画素のM10モノクロームでも(typ246の時と同じように)そこまでのインパクトは正直感じなかった

僕のMM(typ246)と言えば描写は抜群に素晴らしいんだけど防湿庫にM10-Pと並んでいると自然にM10-Pに触手が伸びてしって出番がない日々が続いている
モノクロ写真に向かう精神性を考えなければM10-Pのモノクロームも十分にいいせいもあるし ボディの厚みやシャッターフィールのせいもある
全くもって勿体ない話だが…

M10モノクローム…
M10-Pと同じボディでモノクロ専用機となれば持ち出す機会も増えそうだし 使えば心踊る1枚が撮れるかも!?と勇気を貰えるかもしれない
でも(お金もないので)しばらくは静観(笑)

*ライカとMマウントレンズのよもやま話はこちら